私のエンタメが止まらない!!

見たり触れたりしたエンタメについてただただ綴っているブログです。 気まぐれにに更新中。

近所のTSUTAYAが軒並み無くなって行ってる件について

みなさん、自宅で映画見るときって何でみますか?

Netflixやアマプラ、U-NEXTなどなど… 最近はサブスクが多いのでそれで見るって人が大多数だと思う。

だけど!だけどだけど!笑

 

私は今でもTSUTAYA派です。

 

あのDVDがズラーっと並んでるあの感じ、ジャンルのコーナーに行ってみたいものを手に取って見るあの感じ、それが好きなんですよね。サブスクにはなかなかできないことなんじゃないかなぁなんて思う。そして借りるときは見たいと思って借りても帰ってきてから気分に合わなくなるあの現象なんなんでしょうね。名前あったら教えて欲しいw

 

そんな私が大好きなTSUTAYAが軒並み閉店しているんですよ!まじで悲しい。時代の流れだからしょうがないのかも知れないけれども…

生活圏に3店舗あった(もっと前は5店舗くらいあった…)のに今じゃ1店舗。そしてその1店舗もレンタル取扱中止の見込みなんですよねぇ。今は車で20分くらいのところにそこそこでかいTSUTAYAが生きてるんで、そこのヘビーユーザー。

 

結構配信してない映画も多いんだよなぁ、最近はフランス4大ホラーを見てたけど、それもほとんど配信なし。(お金払えば見れるとかは一応ある)

 

とりあえず、TSUTAYAが無くなっていっていて寂しい。そしてサブスクにはない楽しみを味わいづらくなっているような気がしてるって話でした。

 

次は、そんなTSUTAYAのメリットとデメリットについて書こうかな。

 

あ、ちなみにアンチサブスクではないですよ。NetflixもU-NEXTも加入してるしw

ついに第94回アカデミー賞授賞式! WOWOWにて生中継見ました

今回は映画の感想ではないのですが、映画繋がりのお話。

本日3月28日は第94回アカデミー賞の授賞式!!現地時刻だと27日の夕方〜になるのかな。

94年前から続いてるなんてすごいよね。世界最古の授賞式だったはず。確か。

これが見たいがために、わざわざWOWOWを契約して待ち構えていました笑

日本では、WOWOW独占放送で地上波等ではやらないんだよね。

今年はドルビーシネマから司会者がいる状態での授賞式。実に3年ぶりの通常開催なんだとか。今回の目玉はやっぱり「ドライブマイカーが作品賞を受賞するかどうか」あとはDUNE砂の惑星なんかは技術的な賞(編集、視覚効果など)に入ってくるだろうなと思いつつ、テレビ画面にへばりついていました。

司会は、レジーナ・ホール、ワンダ・サイクス、エイミー・シューマーの3人。挨拶をした側から「男性司会者1人より女性3人を使った方が安い」と皮肉たっぷりの発現笑

 

気になるドライブマイカーの結果は!?

まず最初に気になるドライブマイカーの結果から。

作品賞は残念ながら逃してしまいましたが、「国際長編映画賞」を受賞しました!!

おめでとうございます!! おくりびと以来の実に13年ぶりの快挙!

作品賞を狙える日本映画があるっていうだけでも異例なのに、逃したものの国際長編映画賞って…

アカデミー賞も、パラサイト、ノマドランドに続きある意味最近はアジア旋風が来ているような気がする。

ちなみに作品賞は「コーダあいのうた」でした。やっぱりそうなったかという感じ。

そしてスピーチ。途中音楽が始まり終わったかのように見えたのも束の間。監督の「少し待ってください」と言い、俳優たち関係者への感謝を述べている。遮ってまできちんと感謝を述べるスピーチは印象に残ったなぁ。

途中ハプニングも…

もうネットニュース等で見ている方もいるかもしれませんが、ウィルスミスがクリスロックのことビンタをするっていう。

確かこの時映像が若干乱れたんだよね。以前脱毛症に悩まされた奥さんの髪型をDIジェーンになぞったジョークみたいだけど… 

日本のスタジオでも「あまり楽しいコメントではないですね」とジョークを批判。しかし、後のインタビューでビンタしたことに対してウィルスミスも謝罪。どっちも悪いと言えば悪いけど、歴史に残ってしまう瞬間なのかなと思った一幕でした。

アメリカンジョークってジョークと悪口スレスレのところ結構あるから見ていて怖い時は、これに限らずあるんだよなぁ…

気になる人はニュースサイトで確認を。ここでは深く触れませんw

 

DUNE砂の惑星はというと…

砂の惑星は劇場公開で見ることができずBlu-rayで鑑賞していたのですが、それでも伝わってくる臨場感。地球外の映画にある程度共通していることかもしれないが、音。実際に音を聴いたことがあるわけではないのに伝わってくる臨場感と迫力。そんな印象を抱いていた映画がアカデミー賞の賞レースで何を受賞するのか気になるところではありました。恐らく音響、編集、視覚効果は確実だろうと。

実際には、作曲賞、視覚効果賞、撮影賞、編集賞美術賞、音響賞、の6賞を受賞。さすがだわの一言に尽きる。

 

最後に

初めて生放送で授賞式を見たけれど、生放送で見れてよかった。同時通訳が苦手って人も字幕で再放送してくれるから安心。これ現地で見れたら(見ることなんてできないだろうけど)圧巻なんだろうなと思いつつ視聴。これは毎年チェックせねば!!

ちなみに22時〜WOWOWにて字幕版が放送されるから見たい人はチェックしてみてね笑

 

 

 

ふとした時に思い出す、その過去を描いた映画。「ちょっと思い出しただけ」レビュー

部屋の片付け、引っ越しの整理などなど何かしているときにふと「過去の恋愛」思い出してしまう経験したことはありますか?

そんな「ちょっと思い出しただけ」を描いた映画「ちょっと思い出しただけ」見てきました!

個人的に伊藤沙莉が好きなのと、予告編を見て「あ、これ好きなタイプだ」と思い早速映画館へ。前情報は主題歌がクリープハイプの「ナイトオンザプラネット」ってことだけでそれ以外は予告のみ!

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感想

いや、これはいい映画よ。すごく良かった。主題歌の名前が「ナイトオンザプラネット」そして主人公はタクシー運転手、あれこれはまさか何かしらの形で映画“ナイトオンザプラネット“が出てくるのか? と思ったが案の定出てきました笑

“思い出す“というだけあって、現在から徐々に過去に戻っていく時系列。最初は戻ってることに気づかなくて途中で気づくなんてことも…

間や空白など、思い出す瞬間があって自分のことじゃないのに思い出しているように錯覚する。すごく不思議な体験をしたように感じる映画でした。

みんなハマり役でした。

タクシーの中で、話しながらキスするシーン。

今まで見た映画のキスシーンの中で一番印象的かも。

「話したいことがある」とタクシーを降りる葉を引き止めてるのを見たドライバーが「話せるうちに話した方がいい」とメーターを止めて外に降りる場面。いやドライバーさんいい人すぎる!!

 

現在という時間軸に残されている過去の思い出の残りー

バレッタ、吹き戻し、猫…

 

もう戻ることのない、あの頃をちょっと思い出しただけ。その思い出に巻き込まれてくる映画です。あと主題歌のクリープハイプの「ナイトオンザプラネット」見にいく前には聞いちゃダメ! 聞かないで行って、「え!こうなるの!まじか!」と驚愕?のラストを迎えてそのまま余韻に浸りながら是非聞いてみてください。 

この映画、何もかもがつながっていて、映画館からの帰り道は今まで見た映画ではない余韻に浸ってきました。(おかげで道間違えて遠回りした)

 

 

 

 

善と悪は表裏一体!? 映画を参考に完全犯罪「共謀家族」

私事ですが、昨年はコロナ禍(今もだけど)ということもあり在宅を決め込んだ結果、映画はジャンル問わず400本見ていたみたいです。今年もどうだ神田で200本くらい見てるんじゃないかな…

まぁ映画は数じゃないんですけど。それくらいは重々承知です。

こうやってダラダラと映画メインのブログなんてのを書いているわけですが、今回ご紹介するのは、そんな映画を1000本見た男が作り出す完全犯罪。“共謀家族“です。

警察署長のバカ息子にレイプされたコンピューター会社社長の娘。娘を尋ねに来たその息子から娘を守るあまりズタズタにやられる母。そんな中、誤って殺してしまうー

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1000本も映画を見ればこの世に分からないことなどはない

 

お父さんのこのセリフ好き笑

前述した通り昨年は400本見たけど、まぁこんな完全犯罪は思いつかんw もともと頭の切れるタイプの人なんだろうなと思いながら鑑賞。

「娘を守りたい」という善意が「完全犯罪」に変わってしまうというこの善と悪。善と悪は表裏一体であることをどこか見せつけられたような気がした。特に、警察署内にて母と警察署長(バカ息子の母)が睨み合って「あんたの息子はけだものよ!」と言い合う場面。

ここで、母親としてのスイッチが入ったような気がして、物語の中で1つシーンが変わったように感じる。 極論だけど言うて映画は創造物。それが現実にどう応用できるのか。それで警察を欺くことはできるのか。終始漂う緊迫感と手に汗握るテンポの良さ。そしてキャストの演技力。その演技力ゆえなのか、見ているこちら側に察しろと問いかけられているようなシーンもいくつか。

父親はこの後、どのように乗り切るのだろうか。いや、私ならこう進めいてくな。などと思いつつ迎えるクライマックス。見事、警察を欺くことができた。罪悪感はあるだろうけどこのままハッピーエンド… と迎える衝撃の結末。

正直、いくつかラストは考えていたけど少し予想だにしない斜め上な気がした。

 

ただ1つ変わらないことは。お互いの家族が自分の子を思い、ただそれを遂行しようとしているってこと。 何をしようと実の子供は実の子供。そんな家族愛も所々感じられるけど、家族愛のレベルが度を超えているんだわ!w

その愛が、善に向かうのか悪に向かうのか。そしてその善と悪は当事者の主観のみで決めつけてしまっていいものなのか。

周囲の人をとりまきながら、リー(父)の人柄の良さもすごく滲み出ている。

 

モヤっとした終わり方だけど、それはそれでありだなと思える終わり方。

 

共謀家族(字幕版)

共謀家族(字幕版)

  • シャオ・ヤン
Amazon

 

長い映画は全部嫌いだ。映画好きなら必見!「映画大好きポンポさん」

映画っていいですよね。

改めて今日感じました。作り手の意思や、見ている気持ち全て含めて本当にいい。

ところでみなさん知ってますか?

人間が一度持続して集中することができる時間って約90分なんですって。だから大学の授業も1コマが90分に設定されているんだとか。それに比べて映画って長いですよね。90分のものも昔に比べたら増えたけど大体は120分前後、長いものだと180分とか。

まぁ、余裕で見れますけどね。だって楽しいし。

「長い映画は全部嫌いだ」

映画は90分である論を唱えるポンポさんが出てくる映画、「映画大好きポンポさん」を今回はご紹介します。

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感想

漫画×アニメ×映画。一番最初にポンポさんやるって話を知った時は、「画が少し苦手かも。アニメで映画の作り手の話。どうなるんだろ」なんて思いつつ、劇場公開を見逃しやっとDVDにて鑑賞。

見てよかった。

どこか映画のメイキングを見ているような気分なんだけど、しっかりと裏側のストーリーが仕立てられている。映画ってどうやって作られているのか。それぞれのメンバーの葛藤や協調性。全てが揃っていて何一つ欠けちゃ映画が出来上がらないこと。作り手の意思がすごく伝わってくる映画だった。

おそらくこの先の人生でも何百本と映画を見ることになるだろう。その映画たちを迎え入れる前に見れて本当に良かったと思う。作る側ではなくて、金銭的な面でも融資ができるできないとか、その辺りのことって中々触れることがないから「あ、そこ触れてくるんだ」って思ったけど、妙にリアルというかあり得そうな話で引き込まれた。

「幸福は創造の敵」

「長い映画は全部嫌いだ」

「おバカ映画で泣かされる方がいいじゃないか」

この3つのセリフはどこか胸にくるものがあったな。私は、前述した通り90分ベスト論を否定することも肯定することもありません笑

そしてこの映画の上映時間も…笑

幸福は創造の敵に間しては、確かにその通りなのかもしれないと妙に納得してしまった。

 

とりあえず、私みたく「画が苦手で少し見るのためらってる」と少しでも思ったそこの方!

是非見てください。映画含め映像制作の経験がある人や、普段からたくさん映画に触れている人には特にオススメの作品です。

 

 

 

個性? 現実とフィクションが交差するサイコキラー映画(ネタバレ注意)

お久しぶりです。

めっちゃ更新サボってました。映画は見てますw 音楽も聞くし最近はまた小説のマイブームが来ているせいで漫画はあまり読めず…

やっぱり、小説でもなんでもその辺によくいそうな人が豹変していく物語とか、どこか現実味があるような気がして、引き込まれることってあるよね。

今回は、そんな個性(キャラクター)を出すことができない漫画家アシスタントがある事件を目撃することで、サイコキラーに巻き込まれていく物語“キャラクター“を紹介します。

 

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感想

確かこれってFukase初出演の映画なんだよね。え?本当に初出演って思える演技力。Fukaseの多才さというか頑張りを見せつけられた気がする(もちろん良い意味で)

初っ端からサイコキラー役って点も衝撃だけど、その演技力がすごい…

「やっぱり4人家族って幸せの象徴だよね。3人じゃダメじゃない」

「もしかして実家? あなたの家族は全然幸せじゃないよね。4人家族だけど」

と、どうも4人家族に固執して殺人を犯すサイコキラーが繊細な演技でより立たせている感じがした。 サイコキラー映画特有の終始流れる不穏な空気。菅田将暉演じる山城の描く“34“という漫画。そのキャラクターを上回る勢いで現実にしていくFukase演じる両角。

すごくテンポ良く、終始ハラハラした状態で進んでいくストーリー。4人家族に固執する理由が明らかになった後訪れる不幸。え?ここで刑事が…?と思ってしまったけど、逆にそれが一気に物語を加速させるキーの1つになっていたりして、すごく見ていて面白い作品だった。

今年見た邦画の中ではトップに入ってくるんじゃないかな。

ただラストがね… 個人的にはありだと思うけど、あれは賛否両論ありそうなラスト。

共犯者である辺見の行方と、辺見は山城一家を狙い続けているのか、逆にそれは両角の指示というわけではなく、辺見そのものの“キャラクター“なのか。そして響くあの効果音。その辺りが、私の理解力では追いつかなかった!! 誰かわかる人がいたら教えて欲しい笑

 

個人的には、グロテスクな表現の中に散りばめられる“幸せな4人家族“の表情。それを演出するためなのだろうか、色調や明暗がすごく印象に残る映画だった。

 

映画のほかに、漫画、ノベライズがあるみたいで是非そっちも読んでみて比較してみたい。どうやらラストが全部違うとか。

 

 

 

クラクションを鳴らした相手はサイコパスだった!?

 煽り運転。まだまだ何かと多いですよね。たまに詰めてくる車とかちょっと怖いですよね。最近はドラレコだったり法改正だったりで、取り締まりは厳しくなったけど中々…

さて、煽り運転。きっかけが何かあるからそうなるとは思うのですが(稀にある例外を除く)進まない車に対してクラクションを鳴らすこと。たまーにありますよね。信号青になっても一向に進む気配がないやつ。もしも、その相手がサイコパスだったら!? そんな映画が今回見た“アオラレ“です。

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感想

映画が始まってすぐに煽られ始める…わけではなく、何げない日常から物語は始まります。この日常、ニュースの映像、アメリカのストレス社会と増加する車などなど、伏線と思われしき話題や動作がたくさん出てきます。煽られ始めたら見てるこっちまで煽られてる気分になり、それどころじゃなくなるのでしっかり見ておいてくださいね笑

公開当初は「アオラレかぁ。うーん面白そうだから予告見てみよう。劇場行こうかな」なんて思ってましたが予告の最後にラッセルクロウが「煽ってんじゃねぇ!」と片言の日本語で言ってるのを見て「あ、B級…? DVD出てからでいっか」なんて思ってしまいました。製作者のみなさま、申し訳ございません。ものすごく面白かったです。

ラッセルクロウのサイコパスぶりが中々ハマっていて、すごかった。前述した通り、単なる煽り運転映画というよりかは、しっかり伏線もあって回収もされてる。「あぁ!ここのこれが、あの時の!」ってなるシーンも多く、約90分と短い割にしっかり作り込まれているなぁと、つくづく感じた。

そして煽られている最中や、次々と狙われる身内の人たち。緊張感が高まってハラハラしながら迎えるラスト。ラストの迎え方や、煽り運転をどう逃げ切るかというところも、序盤の日常のシーンと繋がっていて面白い。

映画見て思ったのは、この映画は煽り運転した人には見てもらったほうがいいなと笑

結局、余裕がないから煽るんだよね。気持ちも時間も余裕が大事。とつくづく感じました。

毎日運転はするし、明日から余裕を持ってハンドル握ろうと思える映画です。